加工場
ロイヤルグリーンランドはグリーンランド、カナダ、欧州に全部で48の工場と加工場を所有しています。
グリーンランド
1日2~3シフト制を敷いている大規模工場から従業員1~2名の小規模施設まで、ロイヤルグリーンランドはグリーンランド西岸に沿って36の加工場を展開しています。グリーンランドの工場では甘エビ、カラスガレイ、タラ、ズワイガニ、ランプフィッシュの卵などの生産、加工を行っています。これらの工場では、最終製品の生産および包装から、アジアやポーランドでの最終加工に向けた中間製品の包装、またブロック冷凍や塩漬けといった処理を行っています。
カナダ
カナダでは、ニューファンドランドのQuin-Sea Fisheries(クインシーフィッシャリーズ)社が傘下に計5か所の加工施設を運営しており、カナダ国内の漁師からの漁獲品を受け入れています。ニューファンドランド産の主な漁獲物はズワイガニ、甘エビ、ツブ貝、ロブスター、ニシン、タラ、カラスガレイ、カラフトシシャモです。
ニューブランズウィック北岸のマタン(Matane)では、Eastern Quebec Seafoods(イースタンケベックシーフード)社が主に地元の漁業者から甘エビを買い取り、加工しています。
欧州
デンマークではオールボー(Aalborg)の工場において欧州の小売およびフードサービス企業向けの甘エビの最終包装と、塩水入り甘エビの生産を行っています。ドイツでは、クックスハーフェン(Cuxhaven)の2工場で各種リパック包装およびランプフィッシュの卵の加工を行っています。ポーランド・コスザリンの工場では、小形カレイ、カラスガレイや他のカレイの切身加工を行っており、欧州域内各市場向けの最終加工と包装の責任を担っています。