ロイヤルグリーンランドの伝統
1774年の創立以来、ロイヤルグリーンランドは北大西洋および北極海産の高品質な水産物を供給しています。
ロイヤルグリーンランドは、グリーンランドの首都ヌークに本社を置いています。グリーンランドは世界最大の島で、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、イギリスの5か国を合わせた面積よりも広大な面積を有しています。人口はわずか56,000人です。
面積2,166,000 km²を誇るグリーンランドは、世界最大の島です。その広大な面積に比して人口は大変少なく氷床のない沿岸部を生活圏にしています。国土の中央部は年間を通じて氷冠に覆われています。
グリーンランドはフェロー諸島およびデンマーク本土と合わせてデンマーク王国を構成しています。ロイヤルグリーンランドの歴史は、デンマークの王立グリーンランド貿易会社として設立された1774年まで遡ります。 その後1979年に貿易業務はグリーンランド政府に引き継がれ、時を移さずにロイヤルグリーンランドという社名に改称されました。この社名には、グリーンランドを原産地とする特に優れた品質の製品を表すトレードマークとしての意味がこめられています。
今日、ロイヤルグリーンランドはグリーンランド政府が全株式を保有する、独立した株式会社として活動しています。
グリーンランドの地域に密着した漁業コミュニティの長年にわたる伝統、それがロイヤルグリーンランドの事業活動の中核となっています。 グリーンランド西岸の主な漁獲物には、甘エビ、カラスガレイ、ズワイガニ、タイセイヨウダラ、ランプフィッシュなどがあります。 このようなグリーンランドにおける漁獲、加工、水産物の取引が、グリーンランドの地域社会におけるサステナビリティ(持続可能性)の基盤になっています。
今日の漁業では、昔ながらのさまざまな漁法とノウハウに最先端のテクノロジーが融合しています。