カラスガレイの漁獲枠

グリーンランドのカラスガレイ漁は、小型船で延縄や網を用いて行われる沿岸漁業と、大型のトロール船による遠洋漁業に分かれています。生物学者によるとグリーンランドの東西、及び沿岸、遠洋共に資源は安定していると考えられており、最終漁獲枠を決定するグリーンランド政府にもそのように伝えられました。2015年も全漁場において2014年と同等レベルの漁獲枠が設定されるよう推奨されていますが、東グリーンランドとウマナック（グリーンランド北西部）沿岸に限っては資源が大幅に増加しているため、20%増の漁獲枠が推奨されています。最終的な漁獲枠は2014年末または2015年初頭に発表される予定です。
（出典：www.natur.gl グリーンランド天然資源学会ウェブサイト)